こんにちは
デリシェstaffです。
今回は、前回に引き続き草刈りの様子と、
「穂肥(ほごえ)」という作業の様子をお伝えします
●7月12日●
前回に引き続き、草刈りの様子です。
年によって異なりますが、田植えから稲刈りまでに、約4~5回草刈りを行います
7/12時点での稲の様子▼
ちなみに・・・6/15時点の様子▽ 成長がわかりますね!
分けつ(ぶんけつ)期といって、稲が株わかれをして本数が増える時期の終盤になりました。
田植えのときは3本ずつだった稲が、2ヶ月でここまで成長したんですね
●7月23日●
この日は、「穂肥(ほごえ)」という作業を行いました。
この時期は、幼穂(ようすい)と呼ばれる稲の赤ちゃんが育っている時期です。
茎の中に幼穂ができたら、穂肥(ほごえ)を与えます。
穂肥(ほごえ)とは、その名のとおり、「穂を作らせる・実らせるための肥料」のこと。
穂肥をもらった稲は、暑い夏を乗り切り、秋に向けて成長していきます。
穂肥は、動墳(どうふん)と呼ばれる機械を背負ってまきます。
機械と穂肥をあわせた重さは、なんと30kg重いですね
幼穂ができているかどうかは、茎を切って調べます。
今回は成長段階の違う2つの茎を見せてもらいまいした
こちらは、小さい方の茎(↑の写真の上部)の切断面▼
少しわかりにくいですが、茎の中心部に、幼穂がなんとなくできているのが見えるでしょうか?
そしてこちらが、大きい方の茎の切断面▼
小さい茎に入っていた稲の赤ちゃんよりも、粒がしっかりしていますね
葉の色や草丈など、圃場全体の状況にもよりますが、
基本的には、1cm程の幼穂が確認できたら、穂肥を与えます。
この時期に栄養が足りていないと、穂が小さくなってしまうことも。
また、穂肥を与えるのが早すぎても、茎や葉に栄養がいってしまい、肝心の実が入らないとのこと
タイミングが重要なんですね
●7月27日●
田んぼの様子↓↓ この日はほぺたんも一緒
6月に比べ、ずいぶん青々とした田んぼになりました!
↓一番伸びているところでは、75cmを超えましたよ
もう少しで、茎の中の幼穂が外に出てくるそうです。
楽しみですね