こんにちは
デリシェstaffです。
2015年度、田植えから初回生産までレポートをお届けした、「新潟県村松産特別栽培米こがねもち」。2016年度も、田んぼレポートを発信していきます
今年は、田植えの前の作業の様子からみなさんにお届けします
●4月3日(日)●
今回ご紹介するのは、「温湯(おんとう)消毒」という作業。
その名の通り、種まき前の種もみをお湯に浸して消毒することです。
イネの種もみは、病気の原因となるカビや細菌がついていることがあります
だから、種まきの前にしっかりと消毒をします
まずは、種もみを計量しながら網袋に詰めていきます。
袋詰めした種もみを、専用の機械に入れます。
お風呂にカゴが付いたような形です。
お湯の温度を一定に保つ優れもの
種もみは、60℃で6分浸します。
消毒効果が低下しないように、機械に入れるのは1回につき2袋まで
お湯で消毒した後は、すぐに冷水で冷やして粗熱をとります。
その後さらに別の容器に移して、しっかりと冷やします。
ここまでの作業をすべての種もみに対して行います。
そして、水温管理、水換えをしながら、
発芽に必要な水分をしっかりと吸収させていきます。
時間と手間はかかりますが、農薬の使用を減らすために大事な作業です。
通常は農薬を使いますが、温湯消毒なら、農薬を使わずに消毒できるのです。
特別栽培米は、農薬や化学肥料の使用量を慣行栽培の半分以下に抑えて作ったお米。
苗作りから、農薬を減らす工夫をしているんですね
こちらは、現在の田んぼの様子▼
早く緑でいっぱいの田んぼが見たいですね
次回の田んぼレポートもお楽しみに
おまけ
田んぼのある村松地域の桜の名所「村松公園」。
4月3日の写真です。
このときの桜は、まだまだつぼみが多いようです。
今頃はもう満開でしょうか?