●カビが発生した場合の対処法
カビ菌は空気中に普通に存在している菌ですので、生えたから即食べられなくなるわけではありません。みその空気に触れている部分に生えてきますので、きれいに取り除いていただけば大丈夫です。
生えている部分のまわり5mm~10mmぐらい広めにカビ全体を取り除いてください。表面全体に生えているようであれば全体を削いでください。(取り除いた後はすぐにかき混ぜないようにしてください)
くぼんだ部分は平らにならし、空気に触れないようにラップなどで空気を完全に遮断してください。
くぼんだ部分にうすく塩を振ったり、市販の無添加みそでくぼんだ部分にフタをするイメージで平らにするなども有効です。
1~2週間様子をみて再度同じ場所にカビが生えてくるようであれば、同様に対処してください。
生えてこなければ完全に取り除けています。
●カビが発生しないようにするにはどうしたらよいの?
空気がなければカビ菌は繁殖できませんので、みその空気に触れる部分をなくし、特に容器のふちの部分に塩を振っていただければ、カビの発生をおさえることができます。
●いつが食べ時?(いつになったら食べられる?)
ご家庭でつくる手作りみそについては、仕込み後、3カ月~6カ月ぐらいを想定しております。
熟成度合いについてはお好みや保管状況により異なりますので目安として、さっぱりしたキレのある味わいがお好みの方は3、4カ月。
まったりとコクのある味わいがお好みの方は6か月程度を目安にしてください。
仕込んだ直後より食していただいても大丈夫ですが、醗酵熟成が進むことで味噌の香り、味が変化してくる過程を見ながらお好みの食べごろを見つけてください。
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