みなさんこんにちは!
デリシェスタッフです
新潟県から「こがねもち田んぼレポート」生産編 が届きました!!
いよいよお餅ができあがりました~
日ごとに冷たくなる朝の空気に比例して、山々の紅葉が赤く染まってゆく季節となりました。
先日収穫したこがねもち米の調整も終わり、ついに今年初の
「新潟県村松産特別栽培米こがねもち」の生産をおこないました。
そのお餅を作られる様子のリポートを、工場内よりお届けします。
お米からお餅を作る8つの作業を紹介しながら、お餅ができあがっていく様子をご覧いただきたいと思います。
①精米(せいまい)…玄米から糠(ぬか)を取る作業です。同時に、選別機で異物を取り除きます。糠(ぬか)というのは、もみ殻を取り除いただけのお米の、いちばん外側にある層のことです。
糠(ぬか)が残っているお米が「玄米」で、糠(ぬか)を取り除いたお米が、皆さんがいつも食べている「白米」なんです。
②浸漬(しんせき)…白米となったもち米を、水に浸しておく作業です。水に浸す時間が少ないと、うまく出来上がりません。
③蒸米(じょうまい)…充分に水を吸ったもち米を蒸して、生米からおこわにします。
ここまでは、おうちでお米を炊く手順とほぼ同じです。
おうちに玄米があれば、コイン精米機や家庭用精米機で精米します。
そして白米のお米を研いで、吸水させて、炊飯器で炊く(もち米の場合は蒸す)……というふうに、まずはお米を食べられる状態にします。
ここまでできたら折り返し
次の作業から、本格的にお餅になっていきます。
④杵つき…なめらかな食感を実現する「2段杵つき製法」を採用しています。
1段目の杵で粗つき、2段目の杵で仕上げつきを行っています。
程良いのび、コシのあるお餅に仕上がるよう、丁寧につきあげています。
⑤冷却…つきあげたお餅を急いで冷すことで、うまみを閉じこめる「急冷製法」を行っています。これは寒い冬に餅をついていた、昔ながらの寒餅製法を再現しています。
⑥切断…冷蔵して硬くなったお餅を既定のサイズに切り分けます。
同時に、割りやすくするための便利な切れ目をお餅ひとつひとつに入れています。
また、全部のお餅を金属探知機に通して、異物が入り込んでいないかチェックしています。
⑦パック詰め…切り分けたお餅を個包装し、計量して1袋ずつパックします。
ここで、皆さんのお手元に届く形になりました。
※動画再生時には音声が流れますので、音量にご注意ください。
⑧完成…段ボールに詰められ、出荷の日を待ちます。
そしてお店に並んだり、直接皆さんのお手元にお餅が届いていきます。
以上、お餅が出来るまでの様子をご紹介しました。
これからの年末に差し掛かり、特にお餅を食べる季節になります
昨今の情勢の中で「餅つき」というイベントも減り、つきたてのおいしいお餅に触れる機会は希少となりました。しかし、「おいしいお餅を食べる」という体験は、皆さんに変わらずご提供したいと思っております。
今回紹介した「新潟県村松産特別栽培米こがねもち」には、おいしい理由が3つあります。
①もち米産地は、米どころ新潟県の五泉市村松地域に限定!
村松は、日本さくら名所百選にも選ばれるほど自然が豊かな町です。
田んぼからはもみじの色づく山々の景色に囲まれ、稲は仙見川という清流から引いた水で育ちます。
②「特別栽培」で生育したもち米!
慣行栽培(当地の通常の栽培方法)に比べて、節減対象農薬の使用回数と、化学肥料の窒素成分を5割以下に抑えて育てられています。
③「こがねもち」米100%使用!
もち米にも品種・銘柄があり、「こがねもち」は、新潟県産もち米を代表する品種となっております。
ねばりとコシが強く、きめの細かさや豊かな風味が特徴です。
今年も、がんばって作った「新潟県産特別栽培米こがねもち」が無事完成しました
お餅のきめの細かさ、コシの強さ、こがねもち米の風味の良さをぜひ味わってみてください。
では、また。