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2019/09/18

2019年度新潟県村松産特別栽培米こがねもち・田んぼレポート⑦

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田んぼレポート⑦

みなさんお久しぶりです。
9月に入り、稲刈りまであともう少し
今年は天候に恵まれることを願っています



今回は8月の田んぼレポートをお届けします。
定点観測している写真で8月中の稲の移り変わりを見てみましょう。

↓まずは8月5日の写真です。「稲の花」が咲いている状態です。



↓続いて、お盆前の8月10日の写真です。
少しずつ色づいてきました。



↓最後に、8月26日の写真です。



連日の雨の影響で、2週間ぶりの写真となりましたが、穂の色が目立つようになっています!
青く澄んだ空が広がり、気持ちの良い風景でした。

続いて、穂の様子を近くで見てみましょう。

↓まずは8月5日の写真です。穂の形が見え「稲の花」が咲き始めました。



うっすら見える白いつぷつぷが「稲の花」です。
とても小さい花なので、カメラではうまく写せません……。

↓8月10日の穂の写真です。「稲の花」が多く見受けられるようになりました。

 

この花が出ている間、緑色の穂の中身はまだ空っぽです。

↓そして、8/26の穂の写真です。



無事、実りました
花が出ていたところはピッタリと閉じ、かわりに、お米のもとが中に入っています。
穂が成長し、お米としてだんだんと育っていくことを「登熟(とうじゅく)」といいます。
登熟(とうじゅく)して穂が育つと、写真のように黄金色になり、穂の重さでアーチ状になります。

収穫までのあとひと月ほどで、さらに実が大きくなっていきます。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という言葉もありますが、たくさん実って立派なお米になってほしいですね!

この8月26日時点での背丈と穂の長さも測り、写真に撮りました。



背丈は、およそ75cmとなりました。



穂の長さは15cm程度です。

これからは、穂が実っていく時期となります。
田んぼには、穂が黄色くなり垂れ下がってきた稲もあれば、まだ色づき始めたばかりの稲もあります。
おいしいお米になるためには、昼間は比較的気温が高く、夜は涼しくなるような寒暖の差があると良いといわれています。
つまり、秋らしい良い天気こそ、お米をおいしく育ててくれるということです。
皆さんと楽しく稲刈りができるよう、良い天気が続くといいですね!

■おまけ
秋めいてきたからか、はやくも稲にトンボが止まっていました。
調べてみると、涼しくなると平地に戻ってくる「アキアカネ」のようでした!
トンボは、稲を害虫から守ってくれるので、ありがたい存在です。

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