「CO・OP北海道のかぼちゃ」の産地 湧別(ゆうべつ)町
お伺いした生産者さんの圃場は、北海道 紋別郡湧別(ゆうべつ)町にあります。
収穫体験
朝、9:00 井上さんのかぼちゃの圃場に到着。
まず、一面のかぼちゃ畑をとりまく景色の素晴らしさに感動!しました!
生産者さんへインタビュー
Q. 北海道は、かぼちゃの生産量が全国1位ですね。良質なおいしいかぼちゃを作れる理由を教えてください 。
まず、たぶん北海道の特徴は寒暖の差ですよね。間違いなく府県よりはあると思います。
今年の夏は暑かったですけれど、夜になるとぐっと冷えるようになったのでその差で甘みが増すんですよね。 あとは、この辺は酪農地帯なので、化学肥料ではなく、牛の堆肥などの自然の肥料を豊富に使えることが助けになってるんです。
他には、湧別は海から9キロのあたりにあるんですが、内陸ではなくて海に近いということも、条件的に良いような気がしています。
Q. かぼちゃの栽培でご苦労されるところ、また、やりがいを感じられるのはどのようなところでしょうか ?
A. 苦労はやっぱり、北海道はまず土地が広いこと。こういう土地を使って農業をやるって事はまず、面積を作らなきゃならないので、動力が必要になってきます。農薬を使っていないことで雑草の処理も大変ですし、天候にも左右されることも苦労します。
やりがいは、沢山とれると嬉しいです。 またこうやって消費者の方から直接「おいしい」といわれると嬉しいですし、励みにもなります。
Q. 「ミツバチによる自然受粉」をされていることを教えていただきました。そのミツバチは、養蜂されているのですか?
A. うちのミツバチは自然のものです。ここは見ての通り、木もたくさんあって、どこかしらかに巣があるんだと思います。 他の農家さんは、遠軽町に養蜂家の方がいて、ミツバチを箱で借りて花の時期に置いて受粉をされる方もいます。
うちはミツバチを借りてないですが、いればいるほど受粉してくれるんでありがたい存在です。
(デリシェstaff)この日も、みつばちがあちこちに飛んでいました。
Q. 収穫には機械を使えないため、すべて手摘みされていることにも驚きました。多い時で、一日にどのくらいの数を収穫されるか教えてください。
A. 慣れている人だと、ひとりで一日にだいたい 30a(100m×30m)の広さを収穫する事ができます。
数で言うと…1個のかぼちゃの重さが2.5kgで計算して、 10aで、2,000kg 800個くらいなので、 30aだと、6,000kg 2,400個穫れます。
(デリシェstaff)収穫の大変さを考えると、1日で2,400個も収穫できるなんて信じられませんでした。
Q. 「CO・OP北海道のかぼちゃ」はホクホクで、私自身も大好きです。おすすめの食べ方があればぜひ教えてください。
A. ①かぼちゃだんごはよく作ります。 ふかしたかぼちゃを熱いままつぶして、そこに片栗粉を入れてよく混ぜます。かぼちゃが熱いうちにすると良く混ざります。 団子のかたちにして、それをフライパンにバターをひいて焼いて、みたらしあんをのせて食べるとおいしいです。
②チーズをのせて食べます。 ふかしたかぼちゃの上に、とろけるチーズをのせてレンジで温めて胡椒をかけて。簡単ですが おつまみにもなります。 かぼちゃはチーズと相性がいいと思います。
(デリシェstaff)かぼちゃはいろんな料理に使えますよね!煮物以外にもチャレンジしてみます!
Q. コープデリの組合員にメッセージをお願いします🎤
A. 湧別のかぼちゃは、オホーツク独特の気候でできています。
我々もおいしいかぼちゃを食べて欲しいと思って、一生懸命作っているので、ぜひ「CO・OP北海道のかぼちゃ」をたくさん食べていただけたらありがたいです! よろしくお願いします。
井上さん、収穫の最盛期にご協力をいただき、ありがとうございました。
「CO・OP北海道のかぼちゃ」は、海や山の豊かな恵みに育まれながら、生産者さんが大切に育ててくださっているからおいしく育っていることがわかりました。
かぼちゃは重量があるので、手作業での収穫は力作業だということも、体験してみて良くわかりました。
本当に生産者のみなさんのおかげで、1年を通しておいしい「CO・OP北海道のかぼちゃ」を食べることができます。ありがとうございます。(デリシェstaff)
記載した内容は、取材時2023年9月現在の情報です。